「着きましたね。この先がSですよ。」
「ありがとう、岬ちゃん。」
「いえいえ!私は幼稚舎からの持ち上がり組みなので学園の事には詳しいのですよ。分からない事がありましたらドンドン聞いて下され!では、また休み時間にでも!!」
「うん。バイバイ。」
「そっちも頑張ってね。」
岬に別れを告げ、楓と薫はAクラスの隣のSクラスへと足を進める。
「ねぇ薫。私…クラスに馴染めるかな?」
「楓なら平気でしょ。何もしなくてもクラスの皆から寄って来てくれるよ。そ・れ・にスグに友達が出来なくてもアンタは1人じゃないでしょ?」
「…!!!かおる~大好き!!!」
薫が言った言葉に感激した楓は薫に抱きつく。
「…知ってる。」
薫はふっ、と笑った。
そのやり取りを柱の陰から岬が見ていたのはまた別のお話。
「楓ちゃんと薫さんのCP…hshshs。」

