四王寺学園記


「うん、ありがと。」
『ま、楓ちゃんなら大丈夫よね~。なんたって私の子だもの。』


「もー、それ、毎回聞いてるよ?私そんな完璧じゃないし。」
『うふふ。そうだ、楓ちゃん。同室の人はどうだった?』


「あ…い、いい人だったよ…。」
『そうなの!良かったわね!
じゃあね、楓ちゃん。夜ももう遅いから早く寝なさいね?』

「大丈夫だって。じゃあね、おやすみなさい。」

『おやすみ。』



プ、ツーツーツー



「(言えない…。男の人が同室だったなんて…。)」
母の事だから、同室は女の子だと勝手に思い込んでいるだろう。





「…疲れた。寝よ。」