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ご飯を食べ終え、二人と別れた楓はコンビニに向かう。
「う~ん、ジャガイモと…レタスと…。」
コンビニは想像通り大きかった。コンビニで済む規模ではない。しかしさすがに慣れたのか楓は驚かなかった。人間の順応性って恐ろしい。
「(あ、このドレッシング美味しいんだよね…。さて、こんなもんでいいか。)」
野菜や調味料など欲しい物が手に入った楓は上機嫌で部屋へ戻った。
ガチャ…
「ただいまですー…。」
中の様子を窺うようにしながら部屋の中に入りそーっと電気を付ける。
「やっぱり、帰ってきてない?」
「…あ。」
いた。
リビングのソファに倒れこんだような体勢のまま寝ている。帰ってきてそのままダイブしたようだ。
「(これは…声かけた方がいい感じ?)」
このまま放って置けば風邪を引いてしまうかもしれない。
「かいちょー…?」

