「ココが食堂ですよ~。」
「食堂…?」
「というより、レストラン?」
「ひ、広いね。」
「はい。この位の広さがないと、一気に1000人以上の人を入れられませんからねぇ。それにこの食堂は、パーティー会場になる事もあるので無駄に豪華なんです。」
「あ、あの席が空いてますよ。楓ちゃん、薫さん、行きましょう!」
窓際の席が空いていたので楓達はそこへ座った。
_______
「席が取れて良かったですね。
あ、料理の頼み方なんですが薫さん、この機械の脇にカードキーを入れてください。」
「こう?」
ぴっ
「はい。で、そのメニューの中から食べたいものを選んでください。あとは待ってるだけで、持ってきてくれます。」
「なんか至れり尽くせりって感じ、凄いねこの学園。」
「さ、楓ちゃんもどうそ。」
「うん、ありがとう。」
メニューを覗くと和風から洋食、中華、その他、デザートまで豊富な種類が取り揃えられていた。
「(どれにしよう…悩んじゃうなぁ、でもやっぱりオムライスかなあ…う~ん。)…薫は何にした?」
「ん?讃岐うどん。…まだ悩んでるの?どうせオムライスでしょあんたは。」
「な、なんで分かるの…。」
「楓がいつもそうだから。」
「(う、薫の言うとおりカモ。でも美味しいんだもん、オムライス。はぁ…今日もそうしよう。)」
ぴっ
隣で岬が「女子版王道キタコレ…!」などと言っていたが、楓と薫はスルーしておいた。身の危険を感じたから。

