四王寺学園記




「楓ーこちらが私の同室の人」
「石井岬です。よろしく!」
「あ、北原楓です。よろしく。」
この人もテンション高いなあと思いつつニコ、と微笑む。


「…も。」

「「も?」」

「もえええええええぇぇえ!!!!」

「へっ!?」

岬は口元を押さえ顔を真っ赤にして悶絶している。

「もう!!噂には聞いたけど、北原ちゃんの笑顔かわいすぎ!!そしてその隣にはこれまた美少女の薫ちゃん!!幼い頃から親友の二人の間に芽生える禁断の恋…!?いやあああああああ!!!」

「…だ、大丈夫?」
いろんな意味で。

「北原ちゃんが私なんかを心配してくれている…!あぁ、天国。今は亡きおばあ様、私今なら死ねます。」

パタリ…

「え、ええぇ!ちょっと石井さん、大丈夫!?」


「あ、その角度GJ。写真撮りたい…。」




「「…………。」」