メールだヨッ!メールだヨッ!
ボーっとしていたら薫から返信が来た。のそっと起き上り携帯を開く。
「(えーとなになに…”こっちは女の子が同室だった!いい子だよ。で、その子が食堂まで案内してくれるって言うんだけど、楓も一緒に来るでしょ?”)」
楓はすぐに行く!!と返信した。
そしてワタワタと準備を始めた。
「(カードもったし…あとはいっか。)」
この学園は部屋のカード一枚でほとんどの用事が済んでしまう。クレジットカードみたいなもので、いつの間にか寮長から渡されていた。
バタバタバタ
「あ、ケータイ!!」
ドタドタドタ
「うん、今度こそ大丈夫。………いってきまーす。」
誰もいないのは分かっているがなんとなく言ってみた。
_______
「えっと、薫の部屋は5階だから…。」
エレベーターの5のボタンを押す。
ポーン
ウィン…
「あれ、楓。」
「か、薫!」
「なんだ、来てくれたの。今から迎えに行こうと思ってたのに。」
「あ、ありがとう…?」

