「う、わぁっ…!凄い、露天風呂だ…!!竹がある!かけ流しだ!!」
「すげぇだろ?」
「(あ、笑った…。)
ホントに凄い、うわぁ…!」
「ぶ…っ。お前さっきからうわぁと凄いしか言ってねーぞ。」
「…っ、だって、ホントに凄いんですもん。」
本当に感激したからこそ、それしか出なかったのだ。
「まぁ、気に入ったみてぇで良かったよ。」
それから楓達はリビングに戻り楓は部屋の片づけ、相沢は読書を始めた。
「これはココで…、よいっしょ。」
自分は必要最低限の物しか送らなかったはずだが、荷物の量が増えている。これはきっと楓の母のせいだ。楓の母は何かと心配性だからあれもこれもと一緒に送りつけてきたのだろう。
「うわ、こんなフリフリ私着ないって。もったいない。」
楓の家は本人が思っている以上にお金持なのだが、両親が馬鹿な使い方をしないので楓の感覚は庶民に近い。
「あぁ、この服も…。このドレスなんて…。でも捨てるのももったいないしなぁ。」
そういって楓は結局クローゼットの中にしまうのだ。もしや母はそれを分かっているから送りつけてくるのだろうか。

