四王寺学園記



「遊園地とか、水族館とか、楓の行きたいとこに行こう。」


「…いいの?」


「ああ。デートだからな、彼女の行きたい所に行くだろ?」


「ありがとう!!」


「行きたいとこ、考えとけよ。」


うん!と返事をし、楓は嬉しくて満面の笑みを浮かべた。この表情を見た相沢は楓に気付かれないほどだが頬を赤くし、それを隠すように中の風呂に戻って行った。







「…へっくしょいっ!!」





ずび、と鼻をすすり相沢は温かいお湯に体を預けた。