(これは…やってあげた方がいい!?)
恋愛もこれが初めてな楓はどう対応したらいいか分からない。でも、彼氏がそうして欲しいと言っているのだから、そうしてあげた方が良いのだろうか。
「え、と……、お風呂にする?それとも私にする…っ?」
言いながら恥ずかしくなってしまった。相沢の目を見る事が出来ず、顔をそらす。
「楓にする。」
相沢は即答して、楓を抱きしめた。
「え、あ、ちょっ…!?」
首元に顔を埋め、楓の匂いを堪能する。くすぐったさに楓が身を捩るのが分かったが、相沢は離す事は出来なかった。
「ひゃ…っ!!」
首元をぺろりとなめられ楓はビクッと体を弾ませる。

