「はあぁぁぁ!?」
「煩せぇ。」
「(な、なななな、なんで会長がっ!?)」
「あ、すみません。部屋を間違えたみたいです、ア、アハハ。失礼し、「間違えてねーよ。ココがお前の部屋だ。」
「え、ええ?」
「ほら、さっさと入れよ。ちんちくりん。」
「は、はい…。」
動揺しきった楓は相沢にちんちくりんと言われた事に気付かなかった。
「(ど、どういうこと?会長と、私が、同室?寮長さんが言ってた男の子って…会長の事!?)」
コトン
「ん、紅茶。」
「は、あ、ありがとうございます…。」
「………
あ、美味しい…。」
「ったりめぇだろ。なんたって俺が淹れた紅茶だからな。
で、落ち着いたか?」
「はい、少し。(なんかこの人そんなに怖くない、かも。)」
「なんで会長は私と同室なんかになったんですか。」
「……。」
なんだか相沢が苦虫を噛み潰したかのような顔をした。
「(え、聞いちゃいけなかったかな…?)」
「寮長が、お、お前を同室にしないと、女子風呂に投げ飛ばすぞって…脅された。」
相沢の顔が青くなっている。よっぽど嫌なのだろう。
「(先輩、あの人気だったから…変態痴漢扱いの前に女子が襲いかかってくるんじゃ…。うわ、コワッ!)」

