楓が単純で良かった、などと失礼な事を考える。 今自分の腕の中で寝ている少女は何も知らない無垢な存在。それを自分が穢していくのだろうか、と相沢は想像する。 優しく楓の頬を撫でる。 愛しい愛しい自分の姫。 これから何があっても守っていこうと心に誓い、幸せそうな顔で熟睡している楓の額に口付ける。 そしてニコリと微笑み、楓を抱き直して相沢は再び眠りに着いた。