四王寺学園記



「あはは、ははっ。」

大きな手で顔を覆い呆れたように笑う。


「だ、だって…!!」




「……。」

今まで笑っていた相沢がいきなり静かになった。


そして楓を見上げ、今までに見た中で一番綺麗な笑顔で言った。


「好きだよ。」



「…!!」


引きかけていた熱が一気に戻ってくる。





「楓は?」

楓を上目遣いで見ながら、相沢が楓の返事を促した。