_______
少し遅めの夕食を相沢と二人で食べ、雑談をしながらTVを見る。まだ楓はタメ語に慣れずたまに敬語になってしまった。
「楓、風呂入ってこいよ。」
先に風呂に入った相沢がタオルを首にかけて戻ってきた。わしわし、と水の滴った髪をタオルで拭く。
しかし楓は相沢の家に泊まるつもりは無かったので着替えも何も持っていない。どうしよう…と思ったら相沢が籠を渡してきた。
「…え、これ…。」
籠の中を見るとそこには薄い桃色のネグリジェなどの寝巻類一式が入っていた。ご丁寧に歯ブラシやくしまで入っている。
「母のまだおろして使ってないやつだ。母のはまだ何枚もあるから遠慮なく使っていいぞ。」

