四王寺学園記



「ねぇ?ヒロリン。」

清華が賛同を求めるように相沢に聞く。


「ああ。俺は別に構わない。というか今から帰っても寮の門は閉まってるぞ。楓の家はここから近くないだろう?」


なんだか選択肢がどんどんなくなって行っている。これはもう一つしかないのではないのだろうか。


「いいでしょ?楓ちゃん。」
「いいだろ、楓。」







「…はい。」






そうするしかないじゃないか!!と楓は心の中で思った。