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「じゃあ、私達そろそろ帰りますね。すっかり遅くなっちゃって、すみませんでした。」
話に区切りを付けた所で楓が言った。
「え?もう帰っちゃうのー?」
清華がぷぅと頬を膨らませ、眉毛を下げる。
「未音、こいつらにはこいつらの時間があるんだよ。俺達が邪魔したらダメだろ?」
「ぅーそうだねー、もう遅いし…。」
いつの間にか窓の外は暗くなっていた。夜空には星がキラキラと輝いている。
「でも、帰りはどうするの?…あ、楓ちゃん、ヒロリンの家に泊まっていけば?」
「…へ?」
「ここからヒロリンの家近いしねー。明日は土曜だから学校休みでしょ?」
だから良いんじゃない?と清華が言った。

