「あーそうそう楓ちゃん。」
「はい?」
「相沢に飽きたら俺ん所来ていいよー。」
「「ぶっ!!」」
「俺ー、外見とか黒髪黒目の平の凡だけど、幸せにしてあげるからさー。楓ちゃんが愛想尽かしたらねー。」
確かに本人が言うように清華の外見は平凡だ。まぁ、中身は非凡だったが。
「……そんな事は一生ないから諦めろ。こいつは俺の(ご飯を作る人)だからな。」
「……、ヒロリン…そんなに本気だったんだ…。ごめん、俺…。」
「いや、手を出さないなら許す。」
なんだか会話がすれ違っているのだが本人達は全く気付いていない。楓はこの雰囲気に口を挟めないでいた。
「お熱いねえ~。ってか、俺も恋人いるから楓ちゃんに手出したら怒られちゃうー。」
「「…え。」」

