「みーじーまーさんっ!」 後ろから肩を叩かれた。 後ろを振り向く。 「え?」 「友達になろうよ!」 「うん、いいよ!」 「あたしの名前はね山崎美琴って言うの。仲良くしましょっ」 手を差し伸ばされた。 ゆっくりと手を差し出す。 ぎゅっ 握手をした。 「んじゃあ私のことは紗香って呼んでね。」 「うん!紗香って何処の中学校だったの?」 「えっとねえ宮下中かな。」 「えっ宮下中!?あたしのいとこそこの中学校だったよ!」