「分かってるって!」



「うん。」



私たちはクラス表まで歩き美琴がいきなり止まった。


「美琴どうしたの?……あっ」




そこにいたのは美琴の彼氏広君だった。



「ひ~ろ~!会いたかった♪会ったけど(笑)広?この仔が私の友達の未島紗香ちゃんよ。」




「よろしくね。」



手を差し出すと星中君はこう言う。




「彼女しか握手とかしないから」


ときっぱり行われた。