「おじさん、誰~っ?!」 玄関から聞こえた我が子のマヌケな声。 「あぁもう・・・!!」 一輝に行かせたのは間違いだったかも。 あたしは慌てて火を消して玄関に向かった。 「一輝、失礼でしょう?!?! ホラごめんなさいし・・て・・・」 「奈由・・・・・」 一瞬、夢かと思った。 目の前に侑祐さんが現れたなんて・・・ ―――…予想外だった。