「あぁ、陸上部の? えっとなぁ、アイツは三年の…」 名前を思い出している先生を横目にあたしは彼から目が離せないままで、 走り終えた彼は歩きながら息を整えてた。 「あっ!思い出した!!アイツは~…」 先生が言いかけた瞬間、 彼と目があった。 …ドクン、ドクンッ。 「やっぱ、いい!!」 先生の言葉を途中で振り切り、ダッシュでその場を去る。 「おい!?木下ぁ!!」 そんな先生の声も無視して、あたしはその場から逃げた。