氷の姫君

「ねえ月華?セーラ様にあったの?」

「ええ。逢ったと言うよりも友達になったのよ。セーラさん凄い優しくてね、話してみると凄いおちゃめな人なの。それでね・・・。」

話している途中に涙が出てきてしまった。

「っ・・・・。」

私はみんなに泣き顔を見られないように両手で顔を覆った。
出きればもっと一緒にいたかった。
もっとたくさん話したかった。

「月華。」

ダルジェは私の肩を抱きしめてくれた。

「さあ。メルフェ。すこし席をはずそうか。」

「ええ。また後でお話をききましょ。」

そう呟き2人はそっと姿を消した。