氷の姫君

「斎様。雪姫様を呼んで来てくださいませ。」

「ああ。」

雪女の一人に言われて俺は雪姫を呼びにいく。

雪姫の部屋に付くとすこし扉が開いていた。

「雪姫?」

すこし扉から覗くと雪姫は眠っていた。

鳥の羽のように綺麗で淡い雪に包まれた中に眠っている雪姫。

思わず綺麗でみとれる。
そう。俺が雪女の世界に迷い込んだのは雪姫を追ってきたからだ。