氷の姫君

「そう。あなたにいいお話を持ってきたのよ。」

「いいお話?」

「ええ。あなたをもとの世界に帰せる方法がわかったのよ。」

「元の・・・・世界に・・・帰る方法?」

「そうよ。方法は簡単よ。あなたがもう一度空間の歪に入ればいいのよ。」

「でも私は・・・」

「シェリル。それは本当か?」

「ええ。そうですわ。」

続けてシェリルが話す。

「月華の世界に近い空間の歪を私は知っておりますわ。多分早く月華を帰さなければその脚の怪我も危ないのでは?」

ハッとダルジェがこちらを振り向く。

「1日だけ時間をさしあげます。お2人でよく考えることですわね。」


にっこりと満足そうに微笑み消えていった。