氷の姫君

私たちはあっという間にお屋敷に戻って来ていた。

ダルジェはそのまま庭に舞い降りて私を雪の上へと座らせた。

「怪我をしているのだろう?」

「え?」

「太ももに火傷をおったようだとレンが申し訳無さそうに喋っていた。」

「レンさんが・・・。」

やっぱり気付いていたんだ。
悪いことしちゃったかな。

そんな事を考えているとダルジェがそっと私を抱きしめた。

「え?」

あまりの事に言葉が出てこない。