氷の姫君

きっと答えは自分で見つけるものだね。
今はまだ迷子だけどきっとこの気持に答えを見つけて見せます。

そういえばレンさんどうしてあんなこと言ってくれたんだろう?
レンさんなりの思い遣りかな?

そんなことを考えていると不意に背後の扉が開いた。
驚いて振り向いてみるとそこにはダルジェが立っていた。

「だ、るじぇ?」

「なんだ。」

「どうして・・・・?」

思わず出てしまった本音。

「月華が居るのは気配で分かるからな。」

そう言った貴方が優しく微笑むから。
思わず涙が溢れてしまった。

「どうした?」

心配そうに私に視線を合わせる為にしゃがみ込んでくれるダルジェ。

もし、今あなたに抱きつけたならどんなに幸せなんだろう?
そんな事を考えると涙が止まらなかった。