【完全版】秘密のフィアンセ☆ 下




いつの間にか、お父さんたちは病室からいなくなっている。


佑斗と二人。


いつもなら、私に嫌味の一つも二つも言うのに…。


ただ、黙って佑斗は、私の手を握り締めていた。


「私、死んだと思った…」


今、こうやって、佑斗が目の前にいるのが奇跡に思える。