慌てて引き止めようとする晴彦の手を振りほどき、私は家を飛び出していた。 と、その瞬間、 「ラッキー。あんたの方から飛び込んできた」 冷たく笑う男に口を塞がれ、力付くで車に入れられてしまった。 フルスモークの高級車だ。 ま、まさか…。