「やっぱりな~。だと思った」 気が抜けた様に、洸輝は椅子の背もたれに、もたれかかった。 「分かってたの?」 「うん。だって、お前、佑斗を呼び捨てにしてるじゃん。それが出来る女は、数限られてるから」 え~? そんな事でバレてたんだ…。 だからさっき、“佑斗にバレちゃマズイんだろ”って言ってたのね。 納得…。 何だか急に、自分のした事がバカバカしくなってきて、深いため息が出た。