「ねえ、佑斗。洸輝って人の事、教えてよ」 「う~ん?洸輝…?」 ベッドで二人、抱き合いながら、まったりしていた。 佑斗の肌の温もりは、不思議と安心できるんだよね。 ウトウトとし始めた佑斗に、洸輝の事を聞いてみる。 今なら、教えてくれるかも…。 「洸輝は、オレの仲間。上本(うえもと)組の跡取り息子なんだ」