夜になりました。

スアタが星の国に帰るまでまと2日です。

昨日のように家を出てスアタのところに向かいます。

「やぁ!こんばんは、」

女の子は頭をペコリと下げ挨拶をします。


「君はどうして声が出ないのかな?」

女の子は分からないわっと首を横に振ります。

「そっか、ごめんね…」

女の子は笑顔で首を横に振ります。

スアタは微笑みます。

「君はとても優しいね。」
女の子は照れたように笑いました。


「今日は、僕の家族の話しをしようか?」

女の子は聞くっと頷きます。

「フフフ……僕の家族はねお父様、お母様、お兄様、それと僕の、、4人家族なんだ。」

嬉しそうに話すスアタを女の子は笑顔で見ていました。


朝日が出てきました。

「また、夜においで…」

スアタは消えました。

女の子は歩いて家に帰りました。