それでも、キミが好きなんだ




「桜沢、どうした?」


理世ちゃんと浩太君のやりとりを見て、笑っていると陸斗君が私に聞く。


「こういう時間、すっごく大好き。みんなでいると本当に楽しいなぁって。」


私は陸斗君に言う。


「ああ。俺もすっげー楽しいよ。」


こんな時間を過ごせるのはきっと…


「陸斗君のおかげだよ、ありがとう…」


「え?」


「陸斗君がいなかったら、私…ずっと一人ぼっちだった。浩太君と理世ちゃんと仲良くなれたのは陸斗君のおかげだよ。本当にありがとう。」


私が言うと陸斗君は私の頭を軽く叩く。


「こちらこそサンキューな。桜沢と友達になれて良かったよ。」


「へ?」


「桜沢といると、すっげー面白い。」


「陸斗君…」


「これからたくさん、楽しい思い出作ろうな。」


「う、うん!」


陸斗君は笑う。


陸斗君には本当に感謝してるよ。



陸斗君に出会って、恋をして…私は大きく変わった。