それでも、キミが好きなんだ




私は浩太君に貸して貰ったマフラーを巻く。


「暖かい…。」


「…っ…」


浩太君は顔を真っ赤にしながら、先に歩き出す。



「浩太君?」


どうしたのかな。





――♪〜♪♪〜♪〜…


…あ…


陸斗君の携帯が鳴る。


すると

陸斗君は画面を見る。


メールかな?



だけど


何だか元気がない。



陸斗君…?


「悪い、俺…行くとこあるから。」


陸斗君が私達に言う。


…え…


「じゃあな!また、23日に。」


「あ、バイバイ…」


「じゃあなっ!」


「またね。」


陸斗君はどこかへ向かった。



陸斗君…?


「夏穂さんとこじゃねぇの?陸斗、帰国してから夏穂さんとあまり会えてなかったみたいだし。」


浩太君が言う。


「やっぱり、ラブラブだなぁ、あの二人。」



陸斗君…。