それでも、キミが好きなんだ




「浩太、ひっつくな。」


「彼女と親友、どっちが大事なんだ!」


「バカか、お前は。」


私は陸斗君と浩太君のやりとりをぼーっと見つめる。



クリスマス…かぁ。


「美鈴、うちらはうちらで過ごすか!クリスマス。」


理世ちゃんが言う。


「あ、うん!」


「女子同士で語りまくろ!」


「あ、それはとても素敵だね!」


私が言うと、理世ちゃんが笑う。


「お菓子たくさん用意しなきゃ。」


「うん!」







そして


「都倉、お前は補習組だ!」


「え!?」


あっという間に終業式。


浩太君は担任の先生から指名される。



「お前、英語と国語の試験の成績は何だ!」


「うっ…」


浩太君…


「お前、試験勉強したよな?ちゃんと。」


「うん!数学と生物だけ!」