…あ…
しばらくして、
目覚めると…
外は真っ暗。
爆睡しちゃった…。
陸斗君…
…あ…
陸斗君は私のベッドの側に置いた椅子の上で眠ってる。
ずっと側にいてくれたんだ…。
「ありがとう…」
何だか身体が軽い。
熱、下がったのかも。
よ、よし!
私は毛布を肩にかけ、起き上がろうとする
だけど
――グイッ。
――ドキッ。
「桜沢、無理するなって言ったよな?」
陸斗君が私の腕を掴み、言う。
り、陸斗君!
起きちゃった…。
「ご、ごめんね。今日のお礼にご飯を作ろうと…熱も下がったみたいだし。」
「だめだ。お前は大人しくしとけ。俺がやるから。」
「へ?大丈夫だよ!陸斗君はもう帰った方が…」
「良いから。俺に任せろ。今から執事にまたレシピを…」
「そ、そんなの悪いよ!」


