それでも、キミが好きなんだ




「じゃあ、あたしらは帰るから!」


「え?」


「ちょ、ちょっと高田ちゃん?」


理世ちゃんは浩太君の腕を掴む。


「ごめんね、美鈴!あたしら用事あったの。高山に任せるよ。あ、何かあったら連絡してね?飛んで行くから。じゃ!」


「え?あの…」


「高田ちゃん!俺も美鈴ちゃんを看病…」


「だめ!あんたはあたしと行くのよ!」


「み、美鈴ちゃん!!」


二人は部屋から出て行った。



も、もしかして…


気使わせちゃったかな。


「あ、あの…陸斗君…」


「さて、始めるか。」


陸斗君は制服の袖を腕まくりする。



「あ、あの…陸斗く…」


「桜沢は寝てろ。」


「は、はい!」



き、気にしてない?


すると

陸斗君は携帯を取り出し、誰かに電話をかける。


「もしもし?高原か?今すぐにお粥とやらのレシピを俺の携帯に送ってくれ。」


…え…