それでも、キミが好きなんだ



だめ!


ドキドキしちゃう。

意識してるのばれないようにしなきゃ。


「あんた達、邪魔しないで。急いでるんだから!」


「悪い。」


「はーい!


理世ちゃんが言うと、二人は先に徒競走の列へ。


よ、良かった。


「はい!できた!」


理世ちゃんはそう言うと私に鏡を見せる。


「ポニーテール?」


「そ!さっきの二つ結びも可愛いけど、こっちも美鈴には似合うから!」


「ありがとう、理世ちゃん!」


「行こう!」


「うん!」


私は理世ちゃんと徒競走の列に向かう。


すると


「美鈴ちゃん!ポニーテール!?」


列に行くと浩太君が私に言う。


「理世ちゃんがやってくれたんだよー。」


「美鈴ちゃん、可愛い!」


「あ、ありがとう!」



すると


「へぇ。桜沢、こういう髪型も似合うんだな。」


陸斗君が言う。


――ドキッ。


「あ、ありがとう…」