あなたのこと、何も知らなくて。 メールを続けたくて。 すぐに返事を返して、メールを待つ。 1時間に1回返ってくるメール。 遅いなって思ったけどいいの。 我慢するよ。 本当はもっとメールしたい。 3分に1回はメールしたい。 ううん、いいの。 好きだから我慢するよ。 ねぇ、聞いちゃまずかったかな? あなたの一番になるには必要な質問だったの。 神様は私に幸せを与えようとしたの? それとも試練を与えようとしたの? “彼女はいるの?” 縮んだ距離がまた離れる。 “ハイ、いるんです”