「待ってくださいー!イチゴ姫様ー!」 「早く〜、パーティーに遅れちゃう。」 あたしはお菓子の国のお姫様をやってます!名前はイチゴ。よろしくお願いいたします。 「まだ大丈夫です。もう着いてるんですよ?」 後ろでゼーハーいいながらあたしを追いかけてくるのはあたしの専属メイドの柚子さん。 そう、もうパーティーの開かれるお城には着いている。 「だって〜」 あたしの急ぐ理由は・・・ 大好きなあのひとに早く会いたいから・・・