「どうぞ。入って」 「おじゃまします・・・」 なんとなく恐る恐る入る。 彼のマンションは20階建てのオシャレなデザイナーズマンションだった。 しかも彼の部屋は最上階の20階 この人、何者!?って思ってしまう。 中は2LDKの一人暮らしには十分過ぎるだろうと思われる広さ。 呆然と突っ立っている私に彼は「適当に座ってよ」と言った。 私はブラウンのソファーに腰をおろした。