はっと時計を見るといつもよりだいぶ遅いことに気付いた。 ちょうどいつもなら通らない公園にさしかかった。 公園は電灯がたった一つしかなくて暗いところ でも公園の中を通れば5分は早く帰ることができた。 私は一瞬躊躇ったが公園の抜け道を通ることにした。 「うーやっぱ怖い・・・」 こんなとこ通らなきゃよかったと後悔しながら暗い公園の中を歩いた。 がしっ いきなり誰かに腕を掴まれて引っ張られた。