次の日はすっごく晴れていて、洗濯物や布団を干して、掃除をしてのんびりすごした。
琉祈は部活で1日居なくて、凌央は昼寝をしていて、何もする事が無くなった。
昨日、先生に言われた事を考えていた。
私には親友がいる。
片山 瑠香(かたやま るか)
小中高と同じで、今はクラス離れてしまったけど
家の事情も知っていて、月1位で泊まりに来てくれる。
遊びに来るのは頻繁で、琉祈や凌央もなついている。
私には彼氏はいない。
中2の時に付き合ってた子は、私の家の事情を知って離れていった。
「ごめん、重いわ。」
その1言で終わった1ヶ月の付き合い。
それから恋愛が出来ない。
私の家の事情を知るのは、瑠香と瑠香の彼氏、疾風だけでいいと思い、人には話さない事にした。
疾風も小中高一緒で、中2から瑠香と付き合っている。
もうすぐ4年記念を迎える2人。
そんな事を考えていたら凌央が起きてきた。