俺はヴァームォーターをコップに入れ、優のいる部屋に戻った。 「…誰か、来てたの…?」 「起きてた?」 「…さっき」 「そっか。千里ちゃんと真と秀太と大学の友だち」 「そっか…」 「優、ちゃんと話して」 「…ぇ…」 「本当は、優が落ち着いてから話して欲しい。だけど、話さないで優が苦しむんだったら、俺は待ってなんかいられない」 「…」 「ちゃんと、話して。…家の事」 「っ!!」 「優」 「…わか、った」 優は掛け布団から自分の手を出した。