あんな笑顔── この前は、見た事がなかった。 俺は、勇気を振り絞り、優の前に立った。 すると、優は目を丸くしていた。 「なお…き?」 名前、覚えててくれただけで、嬉しいかも。 「…久しぶり」 「…」 「ぇ、優、知り合い?」 「ぁ、ぅん…。ご、ごめん、千里! 先、帰ってて…?」 「ふぅん…わかった! また明日ね!」 「うん!」 …ヤベ// 優の笑顔…めちゃめちゃ可愛い。 優と駅前のカフェで、一緒にコーヒーを飲んでいる。