秀太のことだ、優を見たら速攻で手を出しそうだ。 「へぇ、写メある? 見せてよ」 「やだよ。お前は、千里ちゃんのことだけ考えてろ」 「いいじゃん、写メぐらい」 「良くねぇ。食べ終わったら帰れよ」 「ちぇっ」 秀太は皿を片付け、コートを着た。 「じゃあ、またな。飯、サンキュ」 「おぉ、今度は女連れてくんなよ」 「頑張るよ。ぁ、姉貴がたまには帰って来い、って」 「…頑張るよっ」 俺は苦笑いして、秀太を見送った。