買い物が終わり、俺はいちようお礼ということで、伊藤を途中まで送ることにした。 「ねぇ、あたしの誕生日には何を買ってくれるの?」 「はぁ? 何も買わねぇよ」 今までだって、買った事も、買ってもらったこともない。 「えーいいじゃん、別に」 「良くねぇよ。なんでお前に買わないといけないんだ」 「ちぇー」 駅まで着き、伊藤は「じゃーねー! ありがとー!」と言って、改札口を走って行った。 「おぅ! サンキューな!」 俺もそう言って、自宅へと向かった。