しゃぼんだま



「でも、俺が集計終わらせてあげたんだよ?」


「だから頼んどらん!」


うちは一つ溜息ついてから真希と一緒に生徒会室を後にした。


「瑠李?」


「何や?」


教室に向かってる時、


「瑠李ってさ、聖くんと付き合ってたりする?」


うちの思考が停止するような事を言うてきた。


「……」


「何か、さっきの様子見てると聖くんの瑠李に対する態度が普通じゃなかったっていうか…」


「……」


「とても恋人じゃないようには思えないような雰囲気だったし…」


「何馬鹿な事言うとるん?!んな訳ないやろ!うちは男が嫌いなんやで?!」


「…あぁ。そういえばそうだね」


真希は今気付いたと言わんばかりに拳を手のひらでたたいた。


聖はただの色魔や。


あぁやって女子を誑かしとるんや。


どうせ、うちもその中の一人なんやろ。


ってか、うちと聖が付き合っとる所想像しただけで吐き気が…


そもそもうちが男を嫌いになったんは中学の時の出来事があったせいや…。


それまでは別に好きでも嫌いでもなかったやのに…


教室に入ってうちは自分の席についた。


うちの後ろに真希が座った。