私だけの年下彼氏

承磨さんは私の向かいにいた恵美の隣に座る




「何話してたの?」




「べ…別に?世間話」




恵美の返答に思わず笑みがこぼれる




よく言うよ
承磨さんのことばっか話してたくせに




「承磨さんのことばっかり話してましたよ。好きすぎるーって」




「ちょっと香織!」




恵美の顔が真っ赤だ
珍しー




「へー」




承磨さんはニヤニヤしながら恵美の腰に手を回して抱き寄せる




「ちょっ…ちょっと承磨!香織の前でやめてよ!」




恵美まだ顔真っ赤だし