恋したい。



『愛奈!!』



「選べないの!!」



思わず,大きな声で言った。



騒がしかったクラスが静まり返りる。





由衣は静かに言った。



『………ごめん……言い過ぎちゃった…。…愛奈……迷ってあたり前なのに……隼太の事をまだ忘れられてないのも分かってるの!!でも……あんな事…あったし…翔くんに会い…「うちも大きい声出しすぎた…ごめん。」



由衣の言葉をさえぎり,そのまま席を立った。