手には,隼太に渡す手紙。 仲の良い由衣と里奈と一緒に,一生懸命書いた手紙だ。 今日…別々の道に進む前に,今まで言うことが出来なかった隼太への気持ちをぶつけよう。 そう決めていた。 由衣に背中をおしてもらい,隼太がいるはずのサッカー部の部室へ向かった。