俺に向かって走ってくるドS野郎
もう名前なんざ呼んでやらん
「本当に物騒」
走ってきたから
適当に避けてやろうと思い
足を動かそうしたその時__
俺の前に飛び出してきた香山君
「池田、君!」
「ちょっ香山君!?」
瞬時に香山君の腕を引っ張り間一髪で避ける
だけどやっぱり少し掠ったようで、香山君の前髪が数本土の上に落ちていた
「っ何考えてんだ!」
「ごめっ‥だって、池田君が」
「香山君の方が弱いんだからさ、頼むから安静にしてろ」
「う、ん」
本気で焦った
今まで俺を助けようなんて思った奴はいなかったから
こういう事されるとどうしていいか分かんねぇんだよな



